ひぐらしのなく頃に 綿流し編考察
鬼隠し編の考察は一応形になりましたので、綿流し編に入っていこうと思います。 既に注文した『〜解 皆殺し編』が届いているので、早くプレイしたいものです。 しかし、その前に一通り考察を済ませておきたい……ということで封印中。
ネタバレ中心でお送りしますので、未プレイの方・ネタバレなんて大嫌いな方は要注意です。
冒頭部
あなたの乾きを癒せない。
真実を欲するあなたがそれを認めないから。
あなたの乾きを癒せない。
あなたの期待する真実が存在しないから。
それでもあなたの渇きを癒したい。
あなたを砂漠に放り出したのは私なのだから。
- 冒頭の詩
- あなた=圭一で決まりでしょう。 私=詩音?
- 『あなたの期待する真実』=圭一が信じる事件の真相。
- 『乾きを癒せない』=圭一が満足できる真相は存在しない。
- 『砂漠に放り出した』とは?
- 『砂漠』にいるから『渇く』……と解釈してよいものか。
綿流しまで/S58-06-12 〜 S58-06-18
- 魅音と詩音の入れ替わり 前編
- 綿流し編の主要な謎のひとつですね。
- 『双子が出たら入れ替わりを疑え』はミステリの基本ですが……。
- ゲーム中でも実際に入れ替わっていました。 どこで入れ替わっていたのか確認してみましょう。
- エンジェルモートで詩音と初対面(2日目)……魅音→詩音
→魅音だと言われて否定しないこと、『詩音である』と最初に告げず最後に付け足すかのように告げたことから間違いないでしょう。 - 弁当を届けに来た詩音(3日目)……魅音→詩音
→魅音は詩音と同居していない(TIPS『詩音って本当にいるの?』より)にもかかわらず、『お姉が学校に持っていったハンバーグの残り』を弁当に詰めて持ってきています。 また、後のTIPSにて詩音が前原邸の場所を知らないことから。 - 不良に絡まれる圭一を助けた詩音(4日目)……魅音→詩音
→『鷹の目』発動と、圭一が落としたオットセイのキーホルダーを取りに来るのを知っていたことから。 また、別れ際に魅音と呼ばれて否定していないことから。
- エンジェルモートで詩音と初対面(2日目)……魅音→詩音
- これ以外は名前通り、綿流しまでの入れ替わりはこんなものだと思います。
綿流し以降/S58-06-19 〜 S58-06-28
- 祭具殿侵入
- わぁーふほうしんにゅうだーけいいちくんったらいっけないんだぁー☆(CVモモーイ
- ってのは冗談です、真面目にやりましょう。
- 最初の疑問は、詩音と富竹が聞いた『ドタンバタン』です。 二人はハッキリと聞いているのに、圭一と鷹野は全く聞いていません。 これはどういうことなのか。
- 空耳。
→それにしては詩音と富竹の間で『飛び跳ねているような音』の感想が一致していますが……。 - 近くで誰かが飛び跳ねていて、本当に音が聞こえていた。
→圭一と鷹野が聞いていないことと矛盾します。 さらに、本当に音がしていたなら第三者に気付かれてもおかしくありません。 - 飛び跳ねたのではなくて、床板を叩いていた?
→誰が? 例えば……実は祭具殿の中には『4年目の祟り』で失踪した悟史が監禁されていて、祭具殿に監禁犯*1以外の人間が入り込んだことに気付いて助けを求めた、とか? - 奉納演舞の音が響いてきた。
→『どこか遠くの板の間で』by詩音、『よく聞こえたからね』by富竹。 もしかしたら富竹は祭具殿侵入の間、奉納演舞を見に行っていたのでは?
→鍬を使って布団から綿を取り出すというアクションの割には、なかなかアグレッシブな演舞ということに。 猛練習も納得? - 文脈から、詩音と富竹は同じ『ドタンバタン』を聞いたようです。
- とにかく、詩音と富竹には聞こえた、圭一と鷹野には聞こえなかった。 機械トリックではありません。
- 詩音・富竹ペアと圭一・鷹野ペア。 どちらのペアでも口裏を合わせることによる利益が発生しません。 よって口裏合わせでもない。
- 空耳。
- 翌日(20日)、圭一たちの祭具殿侵入は既に村中に広まっていることが判明します。 圭一と詩音は口を閉ざしていた(と思う)し、富竹・鷹野は殺害されていたにもかかわらず。 なぜでしょう。
- 誰かが祭具殿侵入を目撃していた。
→目撃されていたのなら、もっと早く圭一にお咎めが来たでしょう。 最速で、祭具殿を出たその場で注意されてしまいます。 しかし、実際には物語の最終局面に至るまでお咎めは来ませんでした(しかも、怒ったのはレナ)。 よって、祭具殿侵入は誰にも目撃されていないと考えていいかと思います。 - 鷹野が広めた。
→岐阜県山中で発見された焼死体が鷹野ではない場合、当然ながら鷹野は生きていることになります。 しかし、鷹野が自分で言っていたように、雛見沢では致命的な悪行に値するらしい祭具殿侵入を自分から言いふらすとは思えません……。 - 大石が広めた。
→基本的に、大石は雛見沢の中で悪い印象しか持たれていません。 大石が仕掛け人なら興宮で噂を流す必要がありますね。 動機は……やはり5年目の祟りを発生させて、そこから一気に解決に持ち込むために圭一たちを撒き餌にすることでしょうか。 でも、大石がそこまで情報操作をするかな……? 少し押しが弱い気がしますね(大石にはもう後がありませんから、何でもやっちゃうかもしれませんけど)。 - 詩音が広めた。
→残る可能性はこれだけです。 詩音なら、魅音に化けてそっと噂を流すこともできるでしょう。 しかし、これだけ物騒な噂を流すことに魅音が協力するかどうか怪しいです。 そうなると、19日夜の時点で魅音はもう地下祭具殿に監禁されていたことになるのかな。
- 誰かが祭具殿侵入を目撃していた。
- 以下、整理中。
TIPS
- 未整理。
ガンガンWING掲載の詩
この世でもっとも見つけ難いもの。 砂漠に落とした針一本? この世でもっとも見つけ難いもの。 この世でもっとも見つけ難いのは。 |
- 未整理。
犠牲者・行方不明者一覧
- 富竹ジロウ/S58-06-19
- 喉を掻き毟って自殺(と思われる)
- 公由喜一郎/S58-06-20〜22
- 園崎魅音に殺害される?
- 園崎魅音/S58-06-23
- 地下祭具殿の井戸に転落死
- 園崎詩音/S58-06-28
- 自宅マンションのベランダから転落死
更新履歴
*1:って呼ぶのかな、この場合。