ひぐらしのなく頃に

私、前原圭一は命を狙われています。
なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。
ただひとつ判る事は、オヤシロさまの祟りと関係があるということです。
(中略)
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。
…死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです。

前原圭一

惨劇の後、前原屋敷にて発見されたメモより

買って来ました。 試験前で課題が文字通り山のように積み重なっているこの時期に。
タイトル通り、誘惑に負けてしまいました。 笑わば笑え。
……実は、スクウェア・エニックス刊の単行本は鬼隠し編綿流し編祟殺し編の三冊とも購入済みです。 名前だけは知っていた『ひぐらし』ですが、どうにも忙しいことなどから敬遠していました。 冬コミ上京の際も西館*1には行きませんでしたし。 しかし結果として誘惑は偉大な勝利を収め、とうとう某同人ショップにて購入してしまいましたとさ。


誘惑に負けたついでに、インストールしてプレイしてみました。
フルインストールで433MB、インストール後はディスクレスでプレイ可能です。 親切設計。
他のアドベンチャーゲームでありがちな『栞』システムはありません。 物語の節目節目にセーブポイントがあるだけですが、これでも充分です。 と言うか、一気に読み進めてしまってほとんどセーブした覚えがないです……(苦笑)
節々において物語を補完する『TIPS』なる短編が手に入ります。 これを読んでおくのと読まないのでは大違いでしょう。
現在、『綿流し編』まで読了です。 読み進める傍ら推理するように心掛けていますが、如何せん物語に集中してしまって推理そっちのけです。 登場人物の言動がどこかおかしい部分や惨劇の発端となった部分はそれなりに見つかるのですが……むむ。 何より演出が怖すぎます。 何ですかあの両目は。


惨劇は不可避か。 屈する他ないのか。
でも屈するな。

君にしか、立ち向かえない。

*1:ソフトウェアを頒布するサークルはこちらに配置されます。